日系人として初の闘牛士のリカルド・ミツヤ・ヒガ氏が逝去
2020年 ( 令和 2 年 ) 4月 13日 | 8:04 PM

12日日曜日、日系人として初の闘牛士であるとともに、ペルー新報の新聞記者として長年勤めたリカルド・ミツヤ・ヒガ・ウエハラ氏(87)が逝去した。
ミツヤ氏は、1961年4月2日にリマ中央区のアチョ闘牛場において闘牛士としてデビューし、1964年にはスペインにおいてマタドール(牛にとどめを刺す闘牛士)務めるなど、ペルー日系社会が誇る人物の一人であった。
ミツヤ氏は新聞記者としても情熱を注ぎ、雑誌「二世」、ペルー新報の編集長としても活躍し、「三本の矢(tre flechas)」などのコラムを長年にわたって執筆した。
晩年はカヤオに位置する老人ホーム「ラス・エルマニタス・デ・ロス・アンシアノス・デサンパラドス」において過ごした。なお、ペルーが新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための国家緊急事態令下であることから、葬儀は近親者のみで実施される。