神内先駆者センターのロサ・ナカマツ所長「神内先駆者センターを利用する第二世代、第三世代の高齢者の方々とはメッセージングアプリやインターネットを通して連絡をとっています」
2020年 ( 令和 2 年 ) 4月 24日 | 6:33 PM

40日前、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための国家緊急事態令が発令されたため、ペルー日系人協会の神内先駆者センターは第二世代、第三世代の高齢者向けのデイサービスセンターの活動を一時中止した。
その後の神内先駆者センターの活動についてナカマツ所長は「神内先駆者センターの役員、事務職員、ボランティアグループ「シアワセ」のメンバーはおじいちゃん、おばあちゃんとのつながりを再開するために、メッセージングアプリのWhatsappやインターネットなどを通して連絡をとっています」と語った。
また、「通常は月曜日から金曜日まで合計で約750名の高齢者が神内先駆者センターを利用しています。そのため、利用者の一人一人にインターネットを通して、一つ目の高齢者向けプログラムを提供しました。現在は、二つ目のプログラムを提供しています」と説明した。
ナカマツ所長はおじいちゃん、おばあちゃんが神内先駆者センターから送られたビデオにアクセスできるよう家族が支援してくれていることに感謝の言葉を伝えたうえで「何人かのおばあちゃんがビデオを送ったことに感謝する電話をくれました。そして『これで孫と歌ったり踊ったりすることができます』などと近況を伝えてくれました」と語った。
インタビュー:シリア・チャウカ・ファルコニ 日本語翻訳:都丸大輔