ペルー南風原町人会が復活 新会長にルイス大城さん
親睦・結束・伝統文化継承へ
2011年 ( 令和 2 年 ) 9月 16日 | 1:28 PM

休眠状態だったペルー南風原町人会が復活した。復活のきっかけとなったのはペルー沖縄県人会創立100周年記念式典に参加した城間俊安南風原町長との会合だ。城間町長の督励もあって一世の時代に「町人系の親睦・団結を軸に相互の繁栄、母村、母県との交流促進、誠実・努力・勤勉など伝統的良き慣習、子弟の教育」など、日系社会の発展の基盤を築いた先人達の遺志を継承しようと、2、3世の有志が呼びかけ、再起に踏み出したもの。
新会長に選ばれたルイス・ミゲル・オウシロ会長は「新しい時代をになう若者たちに、移民の先駆者、祖先が築いた発展の基盤を新たに認識させ、若者たちを中心に町からせっかく与えられた移住者子弟研修制度など活用し、町との交流の強化、町人系の親睦、団結を推進し、活動を盛り上げていきたい」と、やる気十分の抱負を披露した。以下は新役員のメンバー。
会 長 ルイス・ミゲル・オウシロ・カナシロ
副会長 ホセ・カナシロ・カナシロ
幹事長 リカルド・アラカキ・メンドサ
会 計 ハルエ・カナシロ・カナシロ
監 査 アントニオ・アラカキ、フアン・カルロス・テルヤ、シゲ・カナシロ
ボカル ミチャン・アラカキ、カルメン・ルス・テルヤ
広報部 パオラ・アラカキ
写真は会旗を先頭に沖縄県人会創立100周年記念式典の旗頭(はたがしら)行列行進に参加した南風原町人会のみなさん。左端は新会長のルイス・大城さん。