ラウル・ツト・コバシガワ氏がペルー沖縄県人会の会長として宣誓
2021年 ( 令和 2 年 ) 1月 6日 | 5:02 PM

3日日曜日、新年会の枠組みでバーチャル形式で実施されたセレモニーにおいて、ラウル・ツト・コバシガワ氏がペルー沖縄県人会の会長として宣誓した。
同セレモニーにおいてはマリア・ルイサ・コハツペルー沖縄県人会元会長が司会を務め、
ペルー沖縄県人会の選挙管理委員会のファン・シマブクロ委員長が新役員選挙の結果を報告した後、ラウル・ツト・コバシガワ氏が2021年-2022年のペルー沖縄県人会の会長として宣誓し、その後新役員らも宣誓した。
また、続いて行われた新年会においてラウル・ツト・コバシガワ新会長は「残念ながら新年会はバーチャル形式での開催となりましたが、特別なものとなるでしょう。2021年は挑戦することが多い年になりますが、沖縄県系人の力強さと忍耐強さをもってすれば前進していけると確信しています。ペルー沖縄県人会を代表して、2021年において健康と繁栄、そして多くの恵みがもたらされますように。」と新年の挨拶をした。
さらに、ペルー沖縄婦人会のグラディス・トヤマ副会長がペルー沖縄婦人会のイサベル・マタヨシ会長の代わりに新年の挨拶をした後、ペルー日系人協会のノルベルト・ホサカ会長は、ペルーにおけるウチナーンチュのコミュニティーに新年の挨拶をするとともに、ペルー沖縄県人会の新会長として宣誓したラウル・ツト・コバシガワ氏を祝福する言葉を伝えた。また、ホサカ会長は山城晃ペルー沖縄県人会前会長が新型コロナウイルスの世界的大流行という厳しい状況の中で、ペルー沖縄県人会の新しい方向性への転換を推進した素晴らしい働きに感謝の言葉を伝えた上で、「ラウル・ツト・コバシガワ新会長と新役員のメンバーがペルー沖縄県人会のイノベーションを続け、ペルー日系社会としての使命に貢献し続けることを確信しています。」と強調した。
続いて、ペルー日系婦人会のナンシー・ガジャ会長、沖縄ペルー協会の古謝盛裕会長の挨拶の後、片山和之ペルー駐箚日本国特命全権大使は新年の挨拶において「ペルー沖縄県人会はペルーにおいて最も大きい県人会であり、沖縄の文化と伝統、価値観を非常に良く維持しており、その活動はペルーと日本を結びつけています。ペルー沖縄県人会は若者たちに知識や能力を開発するための様々な機会を提供しています。日本大使としてこの機会に感謝の気持ちを伝えたいです。」と語った。
2021年のペルー沖縄県人会新役員
会長 ラウル・コバシガワ・キヤン
副会長 ファナ・アラカキ・オオシロ
幹事長 イサック・ヒガ・ヤラ
幹事長補佐 国頭ホルヘ
会計 ネリー・クニヨシ・ゲバラ
会計補佐 ハビエル・タマシロ・ヒガ
組織部長 ナンシー・ウエハラ・テルヤ
文化部長 カリナ・バジェホス・コハツ
社会支援部長 ロサ・マリア・コハツ・デ・シマブクロ
特別活動部長 ルイス・トモマサ・テルキナ
渉外部長 赤嶺貴子
青年部長 ジョアンナ・エスコベル・イレイ
研修・留学部長 スエミ・ナカサト・シオムラ
スポーツ部長 ミゲル・コハツ・コハツ